2026年、塗料・シンナーの価格改定が相次いでいます。しかし多くの塗装店が「お客様に値上げを言い出せない」まま、古い単価で見積を出し続けています。値上げは、根拠と伝え方さえ整えば、きちんと受け入れてもらえます。この記事では2026年の値上げの根拠3つと、施主様への伝え方を例文つきでまとめました。
EVIDENCE
値上げの根拠は3つある
感覚ではなく、公表されている事実で説明できます。
塗料・シンナーの価格改定
主要塗料メーカー各社が2026年に価格改定を発表。原材料や物流費の上昇を受け、製品によっては大幅な引き上げとなっています(改定率は製品・メーカーにより異なります。各社の公式発表をご確認ください)。
職人の人件費の上昇
公共工事設計労務単価(国土交通省公表)は連続で上昇が続いています。職人の処遇を守り、技術を維持するためのコストは年々上がっています。
熱中症対策の義務化
労働安全衛生規則の改正により、現場の熱中症対策が事業者の義務になりました。夏場の安全管理(休憩・体制・設備)も、適正価格に含めるべきコストです。
HOW TO
伝え方で結果が変わる
同じ値上げでも、伝え方ひとつで「高くなったな」で終わるか、「きちんとした会社だな」に変わるかが分かれます。
NGな伝え方:謝りすぎる(「申し訳ないのですが…」の連発は、後ろめたいことをしている印象になります)/原価のせいにして終わる(「塗料が上がったので」だけでは、お客様のメリットがありません)。
OKな伝え方:①根拠を数字と出典で示す ②「品質は落とさない」の宣言とセットで伝える ③ご予算に合わせたプランの選択肢も添える。この3点セットなら、値上げの説明はむしろ信頼の材料になります。
TEMPLATE
そのまま使える例文
「塗料メーカー各社の価格改定と、職人の人件費の上昇にともない、誠に恐縮ですが今回のお見積りから価格を改定させていただいております。品質は落としません。塗料のグレードや塗り回数は、見積書に内訳として明記いたしますので、ご不明な点は何でもお尋ねください。ご予算に合わせたプランのご提案も可能です。」
ポイントは、口頭だけで済ませず、見積書に「値上げの根拠を1枚にまとめた説明書」を添えることです。書面があるだけで、他社との差になります。
値上げ説明の1枚は、自動で作れます
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