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PLAY IT STRAIGHT クチコミの正しい集め方

2026.08.08 Web集客のコツ

クチコミを増やしたい。でも、やり方を間違えると法律違反になったり、Googleからアカウントごと制限を受けたりします。しかも危ないのは、悪意のある会社だけではありません。良かれと思ってやったことが引っかかるケースがほとんどです。この記事では、塗装会社がやってはいけないことと、安全にクチコミを増やす方法を整理します。

クチコミステマ規制 景品表示法Googleのポリシー

クチコミには、2つのルールがかかっています

ここが分かりにくいところです。クチコミには性質の違うルールが2つあり、両方を守る必要があります

  • 法律のルール(景品表示法・ステマ規制)。2023年10月1日から、広告なのに広告と分からない表示が景品表示法の禁止対象になりました。違反すると行政から措置命令が出ます。
  • Googleのルール(ポリシー)。法律とは別に、Googleが独自に定めています。違反するとクチコミが消えたり、ビジネスプロフィール自体に制限がかかったりします。

法律に触れなくてもGoogleのポリシーには違反する、ということが起こります。だから両方を知っておく必要があります。

本記事は2026年8月時点で公開されている情報にもとづく一般的な整理です。個別の判断や法的な結論については、消費者庁の公表資料やGoogleの公式ヘルプ、必要に応じて専門家にご確認ください。

やってはいけない5つのこと

塗装会社が実際にやりがちで、危ないものから並べます。

1. 割引や景品と引き換えにクチコミを頼む

「クチコミを書いてくれたら5,000円引きします」。これがいちばん多い落とし穴です。Googleは金銭・割引・無償提供などで誘導されたクチコミを禁止しています。よかれと思ってやっている会社が本当に多いのですが、アウトです。

さらに、見返りを渡していることを伏せたまま投稿してもらうと、ステマ規制の側でも問題になり得ます。

2. 良い評価をくれそうな人にだけ頼む

満足してくれた人にだけ声をかけて、不満そうな人には黙っておく。これは選別(ゲーティング)と呼ばれ、Googleのポリシーで認められていません。

気持ちは分かります。でも、全員に同じように声をかけるのが正しいやり方です。

3. 社長や社員、家族が自社にクチコミを書く

実体験に基づかない投稿は禁止です。社長本人のアカウントで自社に星をつけるのも同じです。Googleは同一人物・関係者による投稿をかなり正確に見抜きます

また、身内の投稿は文章の質でバレます。工事の具体的な中身が書かれていないクチコミは、読む人にも不自然に映ります。

4. 業者からクチコミを買う

「クチコミ代行」「レビュー投稿サービス」。これは論外です。虚偽のエンゲージメントとして、クチコミの削除だけでなくビジネスプロフィール自体に制限がかかる可能性があります。積み上げてきたものを一度に失います。

5. 短期間に大量のクチコミを集める

意外な落とし穴です。今まで数件だった会社に、1週間で10件つく。Googleのシステムが不自然と判断して、まとめて非表示になることがあります

正直に集めた本物のクチコミでも起きます。だから、ペースを分散させることが大事です。

では、何をしていいのか

禁止事項ばかり並べましたが、お願いすること自体は問題ありません。ここが誤解されがちです。

OKなこと

  • 工事が終わったお客様に「よければ感想を書いていただけませんか」とお願いする
  • QRコードを印刷したカードを渡して、書きやすくする
  • 全員に同じように声をかける
  • 届いたクチコミすべてに返信する(良い評価も低い評価も)

NGなこと

  • 見返り(割引・金券・景品・次回サービス)と引き換えにする
  • 良さそうな人だけを選んで頼む
  • 内容を指定する(星5でお願いします、こう書いてください)
  • 自分や身内で書く、代わりに書く
  • 買う

線引きはシンプルです。お願いはしていい。誘導と操作はしてはいけない。これだけです。

低い評価がついたときこそ、見られています

★1がつくと、消したくなります。ただ、明らかな事実無根やポリシー違反でなければ、Googleは基本的に消しません。

そして実は、低い評価への返信こそが読まれています。検討中の施主さまは、良いクチコミより低い評価とその返信を先に読むことがあります。そこで会社の人柄が出るからです。

返信で書くこと

  • まず感謝と、ご迷惑をおかけしたことへのお詫び
  • 事実の確認(言い訳ではなく、把握している範囲を淡々と)
  • どう対応したか、これからどうするか
  • 連絡先ではなく、直接お話ししたい旨

返信で書かないこと

  • 反論・言い訳(読む人は喧嘩を見たいわけではありません)
  • 相手の個人情報につながること(工事場所や名前)
  • 感情的な言葉

冷静で誠実な返信が1つあるだけで、★1の印象はかなり変わります。むしろ低い評価が1つもない会社の方が、施主さまには不自然に見えることもあります

安全に増やす、現実的なやり方

  • 引き渡しのときに、対面でお願いする。後日メールで送るより、その場で頼む方が書いてもらえます
  • QRカードを1枚渡す。書き方が分からない方でも進めます
  • 週に2〜3件のペースに分散する。まとめて集めない
  • 全員に同じように声をかける。選ばない
  • 届いたら24時間から72時間以内に返信する。返信も評価の対象として見られています

まとめ

  • クチコミには法律(景品表示法・ステマ規制)とGoogleのポリシーの2つがかかる
  • 危ないのは、割引と引き換え・選別・身内の投稿・購入・短期間の大量投稿
  • お願いすること自体はOK。誘導と操作がNG
  • 低い評価は消すより返信する。そこが一番読まれている
  • 週2〜3件のペースで、全員に、同じように

遠回りに見えますが、正直に積み上げたクチコミがいちばん強く、いちばん消えません。

HAKUSOでは、規約に沿ったクチコミ依頼カードの制作と、届いたクチコミへの返信文の作成をお手伝いしています。見返りを使う設計は行いません。御社の現状を無料でお調べします。全国オンライン対応、しつこい営業はいたしません。

よくある質問

できません。Googleは金銭・割引・無償提供などで誘導されたクチコミを虚偽のエンゲージメントとして禁止しています。違反するとクチコミの削除だけでなく、ビジネスプロフィール自体に制限がかかる可能性があります。また見返りを渡していることを伏せたまま投稿してもらう形は、2023年10月1日から施行された景品表示法のステマ規制の観点でも問題になり得ます。お願いすること自体は問題ありませんが、見返りと引き換えにするのは避けてください。
いけません。良い評価が期待できる人にだけ声をかけ、不満のありそうな人には頼まないやり方は選別(ゲーティング)と呼ばれ、Googleのポリシーで認められていません。全員に同じように声をかけるのが正しいやり方です。
2023年10月1日から、景品表示法において「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」が禁止対象に追加されました。つまり広告なのに広告と分からない表示が規制されます。違反した場合は行政から措置命令が出ます。クチコミについては、事業者が関与して書かせたものを、関与を隠したまま第三者の感想のように見せる形が問題になります。
正直に集めた本物のクチコミでも、短期間に大量につくとGoogleのシステムが不自然と判断し、まとめて非表示になることがあります。今まで数件だった会社に1週間で10件つくようなケースです。週に2〜3件程度のペースに分散させることをおすすめします。
明らかな事実無根やポリシー違反でなければ、Googleは基本的に削除しません。むしろ低評価への返信こそが検討中の施主に読まれています。書くのは、感謝とお詫び、把握している範囲の事実、どう対応したかとこれからどうするか、直接お話ししたい旨です。反論や言い訳、相手の個人情報につながる記述、感情的な言葉は書きません。冷静で誠実な返信が1つあるだけで印象は大きく変わります。